【12月|光が減る季節のインテリアと室内環境の整え方】
・冬でも育つ観葉植物を1つだけ置く
冬になると、
家の中の“生命感”が
少し薄くなるように
感じることがあります。
外が寒く、植物も休む季節。
窓辺の光も弱まり、
少しさみしい空気になることも
あるかもしれません。

そんなときに、
そっと助けてくれるのが
観葉植物をひとつ置くこと です。
大きなものでなくても大丈夫。
手のひらサイズの小さな鉢でも、
空間の印象は驚くほど変わります。
植物には、
視線の流れを整える“小さな仕切り”の
役割があります。
部屋の角やテレビ横、
玄関の片隅などに置くだけで、
空間の“引っかかり”がやわらぎ、
落ち着いた雰囲気が生まれます。
特に冬は家具の影がはっきり出やすく、
空気が冷たく感じられるので、
緑の柔らかさが
空間のバランスを取ってくれます。

冬でも育てやすい植物 は
たくさんあります。
・ポトス
・サンスベリア
・アイビー
・テーブルヤシ
これらは寒さや乾燥に比較的強く、
初心者でも扱いやすい種類です。
水やりの頻度も少なくて済むので、
負担が少なく、
生活にそっと寄り添ってくれます。

植物を置くと、
空間だけでなく「感覚」も少し変わります。
緑を見ると
呼吸が自然と深くなり、
室内にほんの小さな“やすらぎの気配”が
生まれます。
冬の暮らしは
どうしても閉じこもりがちですが、
ひとつの植物が、気持ちのリズムを
整えてくれることがあります。
もし今日からできることを
一つ挙げるなら、
“玄関か寝室の片隅に、小さな植物をひとつ”
置いてみること。
その小さな緑が、
冬の室内にやさしい温度を
もたらしてくれます。


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